ペン習字の数字|読み間違えられない0〜9の書き方

ペン習字の数字の書き方を解説する記事のアイキャッチ

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書類に日付や電話番号を書いたあと、『この1、7に見えないかな』と不安になったことはありませんか。数字は毎日のように書くのに、きちんと練習したことがない方も多いはずです。

結論から言うと、ペン習字で数字を整えるなら、まず「読み間違えられない形」を覚えるのが近道です。この記事では、0〜9の書き方の目安と、間違えやすい組み合わせを区別するポイントが分かります。

目次

ペン習字の数字は「読み間違えられないこと」が先

先に結論

数字は、1字違うだけで意味が変わってしまう文字です。
形のきれいさより先に、ほかの数字と見分けがつく形で書くことを優先しましょう。

ひらがなや漢字なら、多少形が崩れても前後の文字から読めることがありますよね。

ところが数字は、前後から推測することができません。

電話番号の「1」が「7」に読まれたら、別の番号になってしまうんです。

数字を書く場面読み間違えられると困ること
電話番号・郵便番号連絡が届かない、郵便物が戻ってくる
日付・期限予定や締め切りがずれる
金額・数量帳簿や伝票の数字が合わなくなる
番地・部屋番号届け先を探してもらえない
子どもの提出物の記入欄確認の連絡が来て手間が増える

こうして見ると、数字が整うことは、見た目以上に役に立つことが分かります。

ペン習字全体の基本は、ペン習字の書き方で5つのルールとして紹介しています。

これから練習を始める方は、ペン習字とは?もあわせて読んでみてください。

きれいな数字は「そろっている」数字

数字の場合、1字ずつの形が凝っている必要はありません。

大きさ・傾き・間隔がそろっているだけで、ぐっと整って見えます。

形のコツと並べ方のコツ、この2つを順に見ていきましょう。

0〜9の書き方の目安を1字ずつ確かめる

先に結論

数字は、丸く閉じる部分と、まっすぐな線の部分をはっきり書き分けると読みやすくなります。
上下に分かれる数字は、上を小さく、下を大きめにするのが目安です。

『数字なんて、子どもの頃から書いているから大丈夫』と思いますよね。

ただ、改めて1字ずつ見ると、自分なりの癖がついていることが多いんです。

0から9までの数字を書く時に見るところをまとめた図解
数字書き方の目安見るところ
0やや縦長の楕円にして、書き終わりをしっかり閉じる丸く広がりすぎていないか
1まっすぐ縦に下ろす線が曲がっていないか
2上は丸く、下の横画はまっすぐ引く下の横画が波打っていないか
3上の丸を小さく、下の丸を大きめに上下の丸の大きさの差
4斜めの線と横画で三角を作り、縦線を長めに縦線が横画より下に出ているか
5縦の線を短く、下の丸を大きく、横画は最後に横画が離れすぎていないか
6上から大きくカーブして、下の丸を閉じる丸が字の下半分にあるか
7横画を引いて、角からまっすぐ斜めに下ろす角がはっきりしているか
8上の丸を小さく、下の丸を大きめに交わる位置が真ん中より少し上か
9上の丸を閉じて、縦線をまっすぐ下ろす丸がしっかり閉じているか

どれも目安なので、使っているお手本があれば、そちらの形に合わせてみてください。

上下に分かれる数字は「上を小さく」

3・8・2のように上下に分かれる数字は、上を小さく、下を大きめに書くと安定して見えます。

上が大きいと、頭が重く、今にも倒れそうな印象になってしまうんです。

これはひらがなや漢字にも通じる考え方で、下の方が広いと字が落ち着きます。

丸を閉じる数字と閉じない数字

丸の書き方で見るところ
  • 0・6・8・9の丸が、すき間なく閉じているか
  • 2・3・5の丸が、閉じずに開いているか
  • 丸の大きさが、数字ごとにばらばらになっていないか
  • 丸がつぶれて、線のように細くなっていないか

丸を閉じるかどうかは、数字を見分けるための大事な手がかりです。

閉じるべき丸が開いていると、6が「b」のように、9が「q」のように見えることもあります。

間違えやすい数字の組み合わせを区別するポイント

先に結論

読み間違いの多くは、決まった組み合わせで起こります。
組み合わせごとに「ここだけは書き分ける」という場所を1つ決めておくと、早く書いても崩れにくくなります。

数字の読み間違いは、どの数字でも同じように起こるわけではありません。

実は、似た形の組み合わせがいくつか決まっているんです。

自分がどの組み合わせで迷われやすいかが分かれば、練習する場所も絞れます。

間違えやすい組み合わせ間違えられる理由書き分けるポイントの目安
1と71の上を曲げると7に見える1は曲げずにまっすぐ、7は横画と角をはっきり
0と60の書き終わりが内側に入ると6に見える0は上で閉じる、6は上を開けて丸を下半分に
4と94の上を閉じて丸めると9に見える4は角を作って縦線を長く、9は丸をしっかり閉じる
1と44の横画が短いと1に近づく4は横画を縦線より右に出す
3と83の左側を閉じると8に見える3は左を開けたまま、8は交わりを作る
5と65の横画が離れると6に見える5の横画は縦線の上にきちんとつなげる
2と72の下の横画が短いと7に見える2は下の横画をしっかり右へ引く
間違えやすい数字の組み合わせと書き分けるポイントの図解

早く書く時ほど崩れやすい

『丁寧に書けば区別できるけど、急ぐと崩れる』という方も多いですよね。

数字は、急いで書くと丸がつぶれたり、角が丸くなったりしがちです。

特に1と7、4と9は、早く書くほど形が似てしまいます。

よくある失敗

急いで書くと、7の角が丸くなって、「1」のように見えることがあります。
7を書く時だけは、横画の終わりで一瞬ペンを止めてから斜めに下ろしてみてください。

自分の癖がある組み合わせを見つける

自分の数字のどこに癖があるかは、0〜9を1行に書いて並べると分かりやすくなります。

自分の数字の癖を見つける手順
  1. 0から9までを、ふだんの速さで1行に書く
  2. 同じ行を、ゆっくり丁寧にもう1行書く
  3. 2行を比べて、形が大きく変わる数字に印をつける
  4. 印がついた数字が、上の表のどの組み合わせに入るかを確かめる
  5. その組み合わせだけを、交互に何回か書いて練習する

ふだんの速さと丁寧な時で形が変わる数字が、読み間違えられやすい数字です。

練習は、間違えやすい組み合わせを交互に書くのがおすすめです。

例えば「17171717」のように並べて書くと、書き分けの感覚がつかめます。

日付や電話番号など、数字を並べて書く時のコツ

先に結論

数字を並べる時は、大きさ・傾き・間隔の3つをそろえるのが目安です。
1字ずつがそこそこの形でも、この3つがそろうと整って見えます。

数字は1字だけで書くより、日付や電話番号のように並べて書くことがほとんどですよね。

並べた時の見え方は、1字ずつの形とは別に整える必要があります。

そろえるもの書き方の目安
大きさひらがなと同じくらいか、やや小さめにそろえる
傾きまっすぐか、すべて同じ向きにわずかに傾ける
間隔数字と数字の間を同じくらいにあける
下の位置横書きでは、数字の下の位置を一直線にそろえる
区切り3桁ごとの区切りや「年・月・日」の前後の間をそろえる

漢字と数字が混ざる時

住所の「3丁目」や日付の「10月5日」のように、漢字と数字が混ざることも多いですよね。

この時、数字が漢字と同じくらい大きいと、数字だけが目立ってしまいます。

数字は漢字より少し小さめに書き、下の位置をそろえると、文字の並びが落ち着きます。

住所や名前の書き方は、住所と名前をきれいに書くコツでくわしく紹介しています。

電話番号や郵便番号を書く時

電話番号や郵便番号は、数字が10字前後続くので、途中で大きさが変わりやすいところです。

書き始めの数字がいちばん大きく、後ろに行くほど小さく詰まっていく、という方も多いですよね。

最初に書き終わりの位置をなんとなく決めてから書き始めると、最後まで同じ間隔で並べやすくなります。

ハイフンは数字より短めに、上下の真ん中の高さに引くのが目安です。

小さな記入欄に書く時

書類の記入欄は、マス目が小さいことも多いです。

小さな欄では、数字を欄いっぱいに書かず、上下に少し余白を残すと読みやすくなります。

枠のある欄では中心をそろえる

1マスに1字ずつ書く欄では、数字をマスの中心に置くのが目安です。
マスの左や下に寄ってしまうと、数字の並びががたがたに見えます。

数字の練習は独学でできる?講座を使う時は?

先に結論

数字は10字だけなので、独学でも練習を始めやすい文字です。
数字だけでなく、ひらがなや漢字も含めて自分の癖を直したい時は、添削のある講座も選択肢になります。

数字の練習は、0〜9の10字と、間違えやすい組み合わせだけなので、自宅ですぐに始められます。

1日に数分、0〜9を1行書いてお手本と見比べるだけでも、形が変わっていきます。

独学で進めやすいこと
  • 0〜9の形を1字ずつ確かめる
  • 間違えやすい組み合わせを交互に書く
  • 日付や電話番号を書いて、並びを確かめる
独学で迷いやすいこと
  • 自分の数字が読みにくいかどうか分からない
  • 数字以外の字とのバランスがつかめない
  • 何を直せばいいか決めにくい

数字は自分では読めてしまうので、読みにくさに気づきにくいんです。

ひらがなの整え方はペン習字のひらがなで紹介しているので、数字と一緒に練習してみてください。

名前と住所から学べる講座の例

例えば四谷学院通信講座の55段階ボールペン字講座は、最初に名前と住所の添削があり、実用文書や手紙・ハガキの課題まで進むと案内されています。

添削課題は全18回、標準学習期間は3ヶ月です。受講料などは公式サイトや資料で確認しておきましょう。

自分の字の癖は、自分ではなかなか気づきにくいものです。

添削のある講座の資料を見ておくと、独学で続けるか講座にするかを比べて決めやすくなります。

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ペン習字の数字でよくある相談

先に結論

帳簿や領収書の数字は、崩した書き方より、読み間違えられない形を優先するのが安心です。
数字の練習の成果は、ふだん書く書類で確かめられます。

ここでは、数字の書き方についてよく寄せられる相談を2つ取り上げます。

領収書や帳簿の数字は、崩して書いてもいい?

0を続けて書く時に上でつなげるなど、領収書や帳簿の数字の書き方を知りたい、という相談があります。

結論から言うと、ほかの人が読む書類では、1字ずつ離して、読み間違えられない形で書くのが安心です。

つなげて書くと速く書けますが、0の数を読み間違えられると、桁が変わってしまいます。

書き方向いている場面
1字ずつ離して書く帳簿・領収書・申込書など、ほかの人が読む書類
続けて速く書く自分だけが読むメモ

職場で決まった書き方がある場合は、その書き方に合わせてみてください。

ペン習字で、数字も本当に上手くなる?

ペン習字を習った人は、実際に字が上手くなったのか、という相談もあります。

数字は字の数が少ない分、練習の変化が分かりやすい文字です。

練習を始めた日に0〜9を書いて残しておき、しばらくして同じように書いて並べてみてください。

「前より7の角がはっきりした」
「6の丸がつぶれなくなった」

こんなふうに、自分の字の変化に気づけると、続ける励みになりますよ。

よくある質問

ペン習字の数字は、どれくらいの大きさで書けばいいですか?

ひらがなと同じくらいか、やや小さめが目安です。漢字と並ぶ時は、漢字より少し小さく書くと文字の並びが落ち着きます。

数字は傾けて書いてもいいですか?

まっすぐでも、わずかに傾けてもかまいません。大事なのは、すべての数字を同じ向きにそろえることです。

1と7を見分けやすく書くにはどうすればいいですか?

1は曲げずにまっすぐ下ろし、7は横画の終わりで角をはっきり作ってから斜めに下ろします。

数字のハイフンや区切りは、どう書けばいいですか?

ハイフンは数字より短めに、数字の上下の真ん中の高さに引くのが目安です。区切りの前後の間を、ほかの数字の間と同じくらいにすると整って見えます。

数字の練習は、1日にどれくらいすればいいですか?

0〜9を1〜2行書いて、お手本と見比べる程度で十分です。間違えやすい組み合わせだけを交互に書く練習もおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • ペン習字の数字は、形のきれいさより読み間違えられないことを優先する
  • 0・6・8・9の丸は閉じ、上下に分かれる数字は上を小さくする
  • 1と7・0と6・4と9などの組み合わせは、書き分ける場所を1つ決める
  • 並べる時は、大きさ・傾き・間隔をそろえる
  • 自分の癖が分からない時は、添削のある講座も選択肢になる

まずは今日、0から9までをふだんの速さで1行書いて、間違えやすい組み合わせがないか確かめてみてください。

ペン習字ガイド

ペン習字ガイド 編集部

大人のペン習字の始め方、ひらがな・漢字・数字の書き方、ボールペン・万年筆・筆ペンの選び方、独学と通信講座での学び方、硬筆書写技能検定までを整理しているペン習字の情報サイトです。 公式サイト

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