当サイトの記事は編集部が講座・メーカーの公式サイトや公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に通信講座の資料請求への案内(広告)を含みます。
教室に通う時間はないけれど、家で少しずつ字をきれいにしたい。そう考えている方は多いですよね。
結論から言うと、自宅でペン習字を独学するなら、YouTube・ドリル・通信講座を組み合わせるのがいちばん続きます。
「お手本・自分の字のチェック・続けやすさ」の3つで比べて、自分に足りないところを補うのがコツです。
ここでは、3つの方法の違いと、つまずきやすい時期の乗り越え方をお話しします。
自宅でペン習字はできる?独学でも字は変わります
自宅でのペン習字は、お手本を見て書き、自分の字と見比べる練習ができれば十分に始められます。
大事なのは、方法そのものより「自分の字を確かめる時間」を毎回作れるかどうかです。
『独学で本当にうまくなるのかな』と不安になりますよね。
実は、ペン習字は教室でも通信講座でも、練習の中心は自分の手を動かすことなんです。
その意味では、自宅で練習することはまったく遠回りではありません。
ただ、自宅ならではの弱点もあります。
それは、書いた字を見てくれる人がいないことです。
| 自宅練習のいいところ | 自宅練習で気をつけたいところ |
|---|---|
| 好きな時間に練習できる | 自分の字のくせに気づきにくい |
| 通う手間がない | 予定が入るとすぐ後回しになる |
| 道具を自分で選べる | 何から練習するか迷いやすい |
| 書く場面に合わせて練習できる | 上達しているか分かりにくい |
右の列の弱点を、どの方法でどう補うかを決めておくと、自宅のペン習字はぐっと続けやすくなります。
ペン習字そのものの基本はペン習字とは?硬筆との違いと基本でまとめています。
自宅のペン習字で目指すところを先に決める
『とにかく字全体をきれいにしたい』と思うと、何から始めればいいか分からなくなりがちです。
まずは、いちばん困っている場面を1つ決めてみてください。
- 書類や申込書の名前と住所をそろえたい
- 宛名やのし袋を人前で書けるようにしたい
- 子どもの学校の書類を気持ちよく書きたい
- 手紙やメッセージカードを手書きで送りたい
- 仕事のメモを速く書いても読みやすくしたい
1つ決まると、選ぶ教材も、毎日の練習内容も自然と決まってきます。
例えば「名前と住所」を目指すなら、ひらがなと数字、よく使う漢字から練習すれば十分なんです。
YouTube・ドリル・通信講座、自宅でできる3つの方法
自宅でペン習字を独学する方法は、大きく分けて3つあります。
YouTubeは書き方の動きを見る、ドリルは手を動かす量を確保する、通信講座は自分の字を見てもらう、という役割の違いがあります。
どれか1つに決めるより、足りないところを組み合わせるほうが続きます。
ペン習字のYouTube動画で学ぶ
ペン習字のYouTube動画では、ペン先の動きや書く速さを目で見ることができます。
本のお手本だけでは分からない「どこでペンを止めるか」「どの角度で払うか」が分かるのがいいところです。
『動画を見ているだけで上手になった気がする』ということも。
見たあとに同じ字を自分で書き、画面のお手本と並べて見比べるところまでやってみてください。
動画は、見方を少し工夫するだけで練習の質が変わります。
- まず1回、手を止めて最後まで見る
- 2回目は、止める・はねる・払うところで一時停止する
- 一時停止した画面の字を、自分の練習帳に書く
- 画面の字と自分の字を並べて、違うところを1つ探す
- 違うところだけ意識して、もう一度書く
『動画を流しながら書けば早いのでは』と思うかもしれません。
ただ、流しっぱなしだと手が画面に追いつかず、雑な字を何度も書くことになりがちです。
一時停止をこまめに使って、1字ずつ確かめるほうが近道なんです。
動画は話し手によって書きぶりが少しずつ違うので、最初に「この字を書きたい」と思える動画を1つ決めておくと迷いません。
ドリルや教本で学ぶ
ドリルは、毎日手を動かす量を確保するのに向いています。
なぞり書き、お手本を見て書く欄、自分で書く欄がそろったものを選ぶと、1冊で練習の流れを回せます。
自宅で使うなら、書き込める欄が多く、横書きと縦書きの両方を練習できるものが便利です。
『どの本を選べばいいか分からない』という時は、書店でページを開いて、なぞり欄とお手本の横の書く枠があるかを見てみてください。
教材の選び方はペン習字のドリル・教本の選び方で詳しく紹介しています。
通信講座で学ぶ
通信講座は、テキストで練習したあとに課題を出し、添削で返してもらう方法です。
自宅で練習しながら、自分の字のくせを人に見てもらえるのが大きな違いです。
講座ごとに期間や添削回数、使うペンが違うので、資料で中身を見比べてから選ぶと安心です。
講座の比べ方はペン習字の通信講座の選び方でまとめています。
3つの方法を「お手本・自分の字のチェック・続けやすさ」で比べる
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
方法を選ぶ時は、「どれがいいか」より「何が足りなくなるか」で比べてみてください。
お手本(何を見て書くか)、自分の字のチェック(書いた字を誰が確かめるか)、続けやすさ(毎日続く仕組みがあるか)の3つです。
自分に足りない軸を、ほかの方法で補うと考えると迷いにくくなります。
| 比べる軸 | YouTube | ドリル・教本 | 通信講座 |
|---|---|---|---|
| お手本 | 書く動きまで見られる | 紙のお手本を手元に置ける | テキストと映像の両方がある講座も |
| 自分の字のチェック | 自分で見比べる | 自分で見比べる | 添削で見てもらえる |
| 続けやすさ | 気軽だが見るだけで終わりやすい | ページが進むと達成感がある | 課題の提出が目安になる |
| 始める手軽さ | すぐ始められる | 本を1冊用意する | 申し込みと教材の到着を待つ |
| 向いている人 | 動きをまねしたい人 | 自分のペースで進めたい人 | くせを直したい人 |

表を見ると、YouTubeとドリルは「自分の字のチェック」を自分でやる必要があることが分かりますよね。
ここが、独学で上達が止まりやすい理由なんです。
組み合わせ方の例
3つの方法は、組み合わせて使うとお互いの弱点を補えます。
| 組み合わせ | こんな方に | 使い方の例 |
|---|---|---|
| YouTube+ドリル | まず気軽に始めたい | 動画で動きを見てから、ドリルで同じ字を書く |
| ドリル+自分で記録 | 書く量を確保したい | 1週間ごとに最初の字と並べて写真に残す |
| 通信講座+YouTube | くせを見てもらいたい | 添削で直された字の動きを動画で確かめる |
| 通信講座のみ | 何を選ぶか迷いたくない | テキストの順番どおりに進める |
例えば、仕事で宛名を書く機会が多い場合は、ドリルで名前と住所を練習しつつ、うまくいかない字だけYouTubeで書き方の動きを確かめる、という使い方ができます。
自分にはどの組み合わせが合う?
迷った時は、次の質問に答えてみてください。
- 書く動きを見ないと、お手本のまね方が分からない
- 毎日書く量を、目に見える形で確保したい
- 自分の字のどこにくせがあるか、まったく分からない
- 一人だと、練習する日がだんだん減っていく
1つ目に当てはまるならYouTube、2つ目ならドリル、3つ目と4つ目なら通信講座を、今の方法に足してみるのが目安です。
例えば、ドリルを進めているけれど手が止まりがちな場合は、YouTubeよりも添削の締め切りがある方法のほうが合っているかもしれません。
『全部やらないとだめなの?』と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
今の自分に足りない軸を1つだけ補えば十分です。
自宅のペン習字でつまずきやすい時期と対処
独学で続けていると、つまずきやすい時期が何度かやってきます。
あらかじめ知っておくと、『自分には向いていないのかも』とあきらめずに済みますよ。
始めたばかり、少し慣れたころ、教材を1冊終えたころの3回が、手が止まりやすいタイミングです。
それぞれ原因が違うので、対処も変えてみてください。
| 時期の目安 | 起きやすいこと | 対処の例 |
|---|---|---|
| 始めてすぐ | 何を練習すればいいか迷う | 目指す場面を1つ決め、名前から練習する |
| 慣れてきたころ | 書いても変化を感じなくなる | 最初に書いた字と並べて見比べる |
| 練習が忙しさに負けるころ | 練習しない日が続く | 1日の練習を短くして、時間帯を固定する |
| 教材を1冊終えたころ | 次に何をすればいいか分からない | 苦手な字だけ集めて練習する、添削を検討する |
| 自分の字に慣れたころ | くせに気づけなくなる | 人に見てもらう、お手本と重ねて確かめる |

「何から練習するか迷う」時は、書く場面から逆算する
始めたばかりのころは、ひらがな・カタカナ・漢字・数字と、練習したい字が多すぎて迷いますよね。
そんな時は、最初に決めた「目指す場面」に出てくる字だけを練習してみてください。
| 目指す場面 | 最初に練習する字 |
|---|---|
| 書類の名前と住所 | 自分の名前・住所・数字 |
| 宛名やのし袋 | 名前・「様」・縦書きの住所 |
| 子どもの学校の書類 | 子どもの名前・数字・カタカナ |
| 手紙やカード | よく使うあいさつの一文 |
場面に出てくる字は、思っているより少ないものです。
字の数を絞ると、1字ずつにかけられる時間が増えて、変化も早く感じられますよ。
「変化を感じない」時は、見比べ方を変える
毎日書いていると、少しずつの変化には気づきにくいものです。
練習した紙に日付を書いて、捨てずにとっておいてみてください。
1週間前、1か月前の字と並べると、思っていたより変わっていることに気づけます。
「練習しない日が続く」時は、時間を短くする
『今日は時間がないから明日まとめてやろう』が続くと、練習の間がどんどん空いてしまいます。
1日10分でもいいので、毎日同じ時間帯に机に向かうほうが、まとめて1時間やるより手に残りやすいんです。
毎日の練習メニューはペン習字の練習方法|毎日10分から続けられる上達メニューで紹介しています。
練習帳を新しく買い替えることで、気持ちを切り替えようとするケースです。
教材が変わると、また最初のページからになりがちなので、まずは今の1冊を終わらせることを目指してみてください。
自宅でペン習字を続ける環境づくり
自宅のペン習字は、練習を始めるまでの手間が少ないほど続きます。
- 机の上に、練習帳とペンを置いておく場所を決める
- 練習帳の下に、薄い下敷きを1枚入れておく
- 明るい場所で、手元に影ができないようにする
- 練習する時間帯を決めて、毎日同じにする
- 書いた紙に日付を書き、まとめて保管する
道具を片付けてしまうと、出すのが面倒で練習が後回しになることも。
机の片すみに出しっぱなしにしておくだけで、「ちょっとだけ書こう」と思いやすくなります。
自宅ペン習字の1回の流れ
1回の練習は、短くても流れを決めておくと迷いません。
| 時間の目安 | やること |
|---|---|
| 最初の2分 | 横画と縦画を数本引いて手をならす |
| 次の5分 | 今日の字をお手本を見ながら書く |
| 次の2分 | お手本と並べて、違うところを1つ見つける |
| 最後の1分 | お手本を隠して、名前を1回書く |
合わせて10分ほどです。
『たったこれだけ?』と思うかもしれませんが、毎日続けば十分な量になりますよ。
姿勢と紙の置き方も見ておく
家のテーブルやソファで書くと、姿勢が崩れて字も崩れやすくなります。
背すじを伸ばし、紙は書く手の側に少し傾けて置くと、線が引きやすくなります。
持ち方のコツはペン習字の持ち方と姿勢で詳しく紹介しています。
自分の字のチェックを補うなら、添削のある講座も比べてみる
ここまでお話ししたように、自宅の独学でいちばん足りなくなりやすいのは「自分の字のチェック」です。
字のくせは、毎日見ている自分の目には自然に見えてしまうんです。
- お手本どおりに書いたつもりなのに、どこか違って見える
- どこを直せばいいのか、自分では分からない
- 教材を1冊終えたが、次に何をすればいいか決められない
- 一人だと練習の日が少しずつ減ってきた
いくつか当てはまるなら、自宅で練習しながら添削を受けられる通信講座も選択肢になります。
『添削って、何をどう直されるんだろう』と気になりますよね。
自宅の独学では、書いた字が合っているかどうかを自分で決めるしかありません。
添削があると、どの字のどの線を直せばいいかを、外から教えてもらえるんです。
直すところが1つずつはっきりすると、自宅での毎日の練習でも、何に気をつければいいか迷わなくなります。
例えば四谷学院の「55段階ボールペン字講座」は、標準学習期間3ヶ月・受講サポート期間12ヶ月で、添削課題は全18回と案内されています。
1日20分程度で、テキストは1日2ページ分の分量と案内されているので、自宅の毎日の練習に組み込みやすい分量です。
教材にはDVDやインターネット動画もあり、手元の映像とリズムの解説を見ながら練習できると案内されています。
| 公式で案内されている学習の流れ | 自宅独学との関係 |
|---|---|
| 名前と住所の添削 | 今の字のくせを最初に見てもらえる |
| 基本点画・カタカナ | 線の引き方を土台から確かめる |
| ひらがな | 曲線とバランスを整える |
| 漢字 | 字形・バランス・コツを学ぶ |
| 実用文書・行書 | 書類や速く書く字につなげる |
| 手紙・ハガキの実践課題 | 仕上げとして実際の場面で書く |
講座の詳しい内容は四谷学院のペン字講座とは?で紹介しています。
独学を続けるか迷った時は、添削のある講座の資料を見て比べておくと、自分に合う進め方を判断しやすくなります。
四谷学院通信講座(PR)
自分の字の癖を、添削で直してみませんか
四谷学院通信講座の55段階ボールペン字講座は、標準学習期間3ヶ月・添削課題は全18回。名前と住所の添削から始まり、基本点画・ひらがな・漢字・実用の手紙やハガキまで、小さなステップで順に学べると案内しています。
無料ボールペン字講座の資料を請求する(無料)受講料・支払い方法・サポート期間の詳細は公式サイトでご確認ください。
自宅でのペン習字でよくある相談
知恵袋などでよく見かける、自宅での独学についての相談を取り上げます。
ペン習字はお手本をまねるものだから、テキストだけ買って自宅で練習すれば上達するのでは、という相談です。
テキストだけでも、字は変わっていきます。
ただ、まねるだけで終わらせず、お手本を隠して書いてみる時間を作るのがコツです。
まねして書けた字と、何も見ずに書いた字の違いを確かめると、自分のくせが見えてきます。
字に自信がないので練習を始めたいけれど、何をどう練習すればいいか分からない、という相談です。
まずは、ふだん書くことの多い自分の名前から始めてみてください。
名前は毎回書く字なので、変化をいちばん実感しやすいんです。
名前が整ったら住所、その次にひらがな全体、と広げていくと迷いません。
「名前を書くだけでいいの?」
「はい。まずは毎日1回、名前をお手本と並べて書くところからで大丈夫です」
こんなふうに、小さく始めるほうが長く続きます。
自宅で通信講座を受けてみたいけれど、途中でやめてしまわないか心配、という相談です。
通信講座は、課題の提出が練習のペースメーカーになります。
標準の学習期間に加えてサポート期間がある講座もあるので、自分のペースに合うかを資料で確かめてみてください。
| 相談のタイプ | まず試したいこと |
|---|---|
| テキストだけで上達したい | お手本を隠して書く時間を作る |
| 何から始めるか迷う | 自分の名前から練習する |
| 講座が続くか不安 | 期間とサポート期間を資料で確かめる |
大人になってから始める時の練習の組み立て方は大人のペン習字の始め方でも紹介しています。
よくある質問
自宅でペン習字をするのに必要な道具は何ですか?
ふだん使っているボールペンと、練習帳かノート、薄い下敷きがあれば始められます。お手本になるドリルや教本を1冊用意しておくと、練習する字に迷いません。
ペン習字のYouTube動画だけで上達できますか?
書く動きを見るのにはとても役立ちます。見たあとに同じ字を書き、画面のお手本と見比べるところまでやると、上達につながりやすくなります。
自宅でのペン習字は1日どのくらい練習すればいいですか?
1日10〜20分くらいからで十分です。長い時間をまとめてやるより、短い時間を毎日続けるほうが、字の形が手に残りやすくなります。
自宅でペン習字をするなら、横書きと縦書きのどちらから練習すればいいですか?
ふだん書く場面に合わせるのがおすすめです。書類が多いなら横書き、宛名やのし袋を書く機会が多いなら縦書きから始めると、練習の成果をすぐ使えます。
独学と通信講座は併用できますか?
併用できます。通信講座のテキストを中心に、苦手な字だけドリルやYouTubeで補う使い方もあります。
まとめ
- 自宅でもペン習字は始められ、大事なのは自分の字を確かめる時間を作ること
- YouTubeは動きを見る、ドリルは量を書く、通信講座は字を見てもらう役割
- 3つの方法は「お手本・自分の字のチェック・続けやすさ」で比べて組み合わせる
- つまずきやすい時期を知っておくと、あきらめずに続けやすい
- 自分のくせが分からなくなったら、添削のある講座の資料も比べてみる





コメント